鎧闘神戦記らしき話、ちょっとだけ
少し前から浮かんでいる話の現在出来ている分だけ置いておきます。
魔法放ったあとの表現をどうしよう。上手いこと浮かばないかなって放置中。
だいたい現実逃避すると出てくると思ってます(^^;
夏は忙しいからきっと脳内現実逃避はたくさんすると思うんだ。忘れないうちにメモメモ✍したい。
今のところこんな感じ。
もう状況設定なんか思いつかないからここからスタートすると思う。
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戦場の真っ只中、青く強い光が走った。
それが徐々に人の形に治まってくると、見慣れた少年が浮かび上がってきた。
「デュオ?」
ウイングと化したヒイロの声が届かないのか、彼はこちらを見ない。
ニヤリと笑う少年の瞳は、鮮やかな赤紫に輝いていていつもより危なげな気配を纏っていた。
ガンダム達がMS族達が戦う戦場へ急に現れた生身の少年へ敵は攻撃を定めたようだ。
集中的な砲撃をくらう。デュオはものともせずに片手で防御方陣をひらき、防いでいた。
「何をしている?大丈夫か!?」
ウイングの手を伸ばす。
手のひらに乗せると、デュオは漸く上を見上げた。
「ふーん、お前がコイツが選んだ天使様か…なかなか良い男じゃないか!」
くくっと彼らしくない笑いを見せ、腕を駆け上がって肩まで登ってきた。バランスの悪いそこで立ち止まるとオズワルドの敵軍を見つめた。
再び狙いやすい場へ現れた少年へ砲撃がくる。ヒイロは慌ててウイングの羽根で彼を隠し防御する。動くウイングの肩の上で、風も強く受けてデュオの三つ編みが揺れる。それでも彼は器用に立っていた。
「これくらいなら、コイツでももつかな……デスサイズ!聞こえているのだろう!?フォローしろ!!」
大声を上げたデュオは指先で小さな陣を描き、そこから杖を取り出した。そして彼の前、半円を描くように滑らしながら中規模の魔法陣をいくつも浮かび上がらせた。
「火・水・地・風・音……」
妖しくデュオの瞳が赤く輝く。合わせるように彼が付けている魔導石が輝く。
普段からつけているそれは、デュオが魔力のコントロールをする時に輝く物だ。
「光・闇……さぁ、散れ!」
更に二つ上下に二つの魔法陣を浮かび上がらせると魔法陣に向かった手を出しゆっくりと敵に向かい動かす。オズワルド軍に向かってふわりと魔法陣が移動し始めた。
『全軍、一時引け!』
デスサイズが慌てて味方に通達する。
魔法陣は五芒星をひらくかのように広がりその中心の上下に光と闇が相対するように位置する。
「邪魔だな……」
デュオが言いながら耳元の魔導石を取り、投げ捨てた。途端に彼から発生する魔力が強くなった。
デュオが古代魔法を唱えているのだろうか、聞き取れない呪文を呟く。散った魔法陣を繋ぐように光の線が走り始める。やがてそれは巨大で立体的な魔法陣へと変貌していった。
「……なっ?」
驚き、肩の彼を見つめる。魔力が溢れてコントロールが上手く行かないのか、杖を持ち集中していた。魔力の反動が強いのか、手先から全身に向かって細かい傷が走り始める。
それすら楽しそうにデュオが笑う。
「何をしているんですか!?ニュー!」
人型に戻ったデスサイズがデュオの元へ現れた。そこにいつもの落ち着き払った姿はなく、焦っているのが伝わる。
「……来たか、デス。フォローしろよ?このガキが大切なのだろう!?」
ニューと呼ばれたデュオがニヤリと笑う。
ぶわりとデュオから放たれる魔力がまた強くなる。
「止めてください、ニュー!この子の身体で無茶苦茶しないでください!!」
クソッと叫ぶとデスサイズはデュオの後ろから周りこみ、デュオの持っている杖を一緒に持った。
「ヒイロ!防御は頼みます!」
突如現れた巨大な魔法陣がここにいる少年のものだと気付かれたのだろう。オズワルドからの攻撃が強くなる。
その間にも光の線は広がっていく。
デスサイズが魔力のコントロールを手伝っているのだろうか。光の線は速度をあげて広がる。
「……ははっ…脆いな……人は…」
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今はここまで。多少は改稿するかもしれないけど、ほぼこのまま出すかなぁ。
ところでポルノの新曲の配信が始まっていたから聞いてます🎶
ヒイロの前で赤面してうずくまっているデュオの姿を想像しました(何故!?)
※とても爽やかでいい曲です。私の頭が変かと…
鎧闘神戦記らしき話の次の次くらいの話なら使えそう……いつ形になるのかは不明、です。
では、コソコソと失礼しました。
ここまで読んでくれる方がいらしたら本当にありがとうございます(*・ω・)*_ _)ペコリ